ウィンドラス機構(windlass=巻き上げ機)

足趾を伸展すると足底腱膜の前方部分は遠位側に滑走し足底腱膜の緊張が亢進することで、前足部の剛性が高まる(ウィンドラス機構)

歩行の立脚終期で前足部剛性を高めしっかりと床面を蹴り出すためには足底腱膜の緊張が不可欠である。

 

ウォーミングアップ:ウォームアップ(うぉーみんぐあっぷ:うぉーむあっぷ)

目的はパフォーマンスの向上であり、効果として心拍数の上昇、筋温上昇、関節可動域の拡大、関節周囲の軟部組織の柔軟性の向上、大脳の興奮水準を高め運動学習の効果を引き出す。脊髄レベルの反射・反応速度の向上があげられる。

詳しくは⇒こちらこちら

関連用語⇒クールダウン

 

烏口肩峰弓(C-A arch)

肩峰~烏口肩峰靭帯~烏口突起で作られるアーチ状の空間。この空間にある棘上筋腱と肩峰下滑液包が腕を挙げる動作でアーチの天井部と上腕骨頭に挟み込まれるような現象が起こる。

 

烏口鎖骨靱帯

烏口鎖骨靱帯は肩甲骨烏口突起の上面と鎖骨外側端の下面とを結ぶ強い靱帯で菱形靱帯と円錐靱帯の2部分よりなる。

菱形靱帯は関節面が斜位を取る肩鎖関節の脱臼を防ぐことに与かり、また肩甲骨が前方、内方に動くのを制限する。円錐靱帯は肩甲骨が後方に動くのを制限する。

烏口肩峰靱帯の図

烏口上腕靱帯(CHL)

烏口上腕靱帯は烏口突起の外側縁の全長と基部から起こって関節包の上部を被い、やがて関節包に癒合して上腕骨の大・小結節に着く、関節包の上面を補強する強い靱帯である。

烏口上腕靱帯の図

運動学習(うんどうがくしゅう)

各種の運動を学習する事を指す。感覚と運動を協同的に用いる知覚運動協応によってなされる。運動は単一の要素でなされることは無く、一連の行動連鎖をなしている。運動学習を勧めるときにこの行動連鎖を構成要素に分解する、これを課題分析という。運動学習は運動遂行後に正誤が判定され、誤りから修正する学習方法を用いる。この際に適切なフィードバックを入力する事で運動学習を促進する事が出来る。

 

運動神経(うんどうしんけい)

運動神経とは、体や内臓の筋肉の動きを指令するために信号を伝える神経の総称です。頭部では脳神経、体部では脊髄神経として、中枢から離れて 末梢に向かうため遠心性神経という名称でも呼ばれます。

運動神経が最終的に支配する筋肉には、頭・体部の骨格筋と、感覚器や内臓・血管の内臓筋とがある。

体性運動神経

骨格筋を支配する神経は、体性運動神経と呼び随意的に運動させることが出来る。

内臓運動神経

内臓や感覚器の平滑筋や心筋の収縮は、内臓運動神経として自律神経により自動的に行われるが、感情などに伴う脳の影響もうけており、怒りや興奮に伴い、瞳孔散大筋、胃腸平滑筋、心筋などの全てが影響を受ける事が生ずる。なお、体の諸部を走る神経は、純粋に運動神経束より成ることはなく、多くの場合は混合性である。

運動療法(うんどうりょうほう)

運動療法とは、障害や疾患の治療や予防のために運動を活用する治療法を指します。

予防としては生活習慣病と呼ばれる糖尿病・高血圧・脂質異常症・虚血性心疾患等の発生には運動不足が指摘されており、介護予防教室や、デイサービスなどでの健康体操、生涯スポーツの推進などが予防的な運動療法に該当します。

また、生活習慣病においては従来の薬物療法に加えて食事療法と運動療法の併用の重要性が高まっています。

理学療法は運動療法と物理療法を用いたアプローチを図りますが、メインとなる治療は運動療法となります。運動療法には有酸素運動としての歩行訓練やエアロバイク、抵抗運動としての筋力トレーニング、疾患別の体操などがあります。

⇒関連用語:物理療法、有酸素運動、無酸素運動、抵抗運動

 

運動連鎖(うんどうれんさ)

運動連鎖kinetic chain(キネティックチェイン)という言葉の起源は機械工学の分野にある。

機械工学におけるkinetic chainは、ピンジョイントで結ばれた剛体のリンクモデルの動きを示すために用いられていた概念であり、運動の仕方を元にOKC と CKC とに区別された。

もう一つはkinematic chain(キネマティックチェイン)である。

どちらも日本語では運動連鎖と呼称するがkineticは運動力学をkinematicは運動学を意味し、扱う物理量が異なる。キネマティックが扱う物理量は、並進および回転運動の変位・速度・加速度などであり、観察による歩行分析などはこれを利用している。キネティックの扱う物理量はその運動を発揮する力であり、質量・時間・長さである。キネティックチェインはキネシオロジーでキネマティックはバイオメカニクスのようにとらえることも出来る。

 

 

 

 

 

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