ストレッチ(すとれっち)
ストレッチとは筋肉を伸長するという意味です。1970年代に柔軟性を高めるための運動として、アメリカのボブ・アンダーソンにより開発されました。目的は可動域の拡大、障害の予防などです。
代表的なストレッチを簡単に紹介する
スタティックストレッチ(静的ストレッチ)
反動をつけずに筋肉を伸長する方法。筋紡錘の閾値を高めるため筋発揮しづらくなるのでウォーミングアップよりもクーリングダウンで使う方が望ましい。
ダイナミックストレッチ(動的ストレッチ)
動きながらストレッチしていくので滑液による潤滑や筋温を上昇させる働きがあり、心拍数も上げるので運動前のウォーミングアップに適している。
PNFストレッチ(Propirioceptive Neuromuscular Facilitation(固有受容性神経筋促通法))
パートナーストレッチが一般的です。触れることにより感覚入力しながらストレッチしていきます。中でも有名なのはホールドリラックスだと思います。スタティックストレッチの様に伸長位で肢体を保持し等尺性収縮を行い筋収縮後弛緩作用を利用して短時間で可動域の拡大を図ります。