腸骨筋の概要
腸骨筋(腸腰筋の一つ)は大腰筋と共に股関節屈曲の主力筋として働く強力な筋であり、骨盤の腸骨内面に付着し腸腰筋の中で最も深層に位置する。股関節を外旋する働きもある。
腸骨筋は腸骨の前面にあたって折れ曲がったまま滑車の様にスライドして動く
腸腰筋は英語でiliopsoas muscle (イリオソウァス・マッスル)と呼ぶ
筋肉データ
項目 | 内容 | ||||
神経 | 神経支配:大腿神経及び腰神経叢の枝(L2~4) | ||||
起始 | 腸骨窩及び下前腸骨棘 | ||||
停止 | 大腿骨の小転子の下方 | ||||
作用 | 股関節の屈曲、外旋 | ||||
筋体積 | 234㎤ | ||||
筋線維長 | 10.0cm | ||||
速筋:遅筋(%) | 50.0:50.0 | ||||
PCSA | 23.4㎠ |