僧帽筋の概要
背中の中央から上部の表層に広がる大きな筋であり、上部線維、中部線維、下部線維に分かれそれぞれ働きが異なる。筋全体では肩甲骨上方回旋作用があり肩関節屈曲の三角筋の補助作用がある。
僧帽筋は頸部の付け根の上部のイメージが強いが、背中の中央まで広がる大きな筋であり、カトリックの僧侶の帽子に形が似ていることが筋名の由来である。
筋肉データ
項目 | 内容 | ||||
神経 | 神経支配:副神経の外枝、頚神経叢の筋枝(C2~4) | ||||
起始 | ①上部線維(下行部):後頭骨上項線、外後頭隆起、項靱帯を介して頸椎の棘突起②中部線維(横行部)C7~T3の棘突起、棘上靱帯③下部線維(上行部)T4~12の棘突起、棘上靱帯 | ||||
停止 | ①(上部)鎖骨外側1/3②(中部)肩甲骨の肩峰、肩甲棘③(下部)肩甲棘三角 | ||||
作用 | ①上部線維:肩甲骨の上方回旋・内転・挙上・伸展②中部線維:肩甲骨の内転③下部線維:肩甲骨の上方回旋・内転・下制 | ||||
筋体積 | 458㎤ | ||||
筋線維長 | 17.8cm | ||||
速筋:遅筋(%) | 46.3:53.7 | ||||
PCSA | 25.7㎠ |