横突間筋
intertransversarii
(インタートランスヴァーセイリアイ)

横突間筋の概要

横突間筋は、短背筋のうち、後頸の深層に位置する筋肉である。腰内側横突間筋と腰外側横突間筋、胸横突間筋、頸内側横突間筋、頸後横突間筋、頸前横突間筋の6部に分けられる。横突間筋の起始と停止は隣り合う脊椎横突起の間にわたっている細い筋肉束、頚椎と腰椎に最もはっきりみられる。

機能として脊柱の側方屈曲の補助。神経支配は脊髄神経の後枝。腰椎および下位胸椎部の外側横突間筋と頚椎部の前後横突間筋は例外であって脊髄神経前枝の支配を受けている。動脈は肋頚動脈の深頚枝、後肋間動脈と腰動脈の筋枝から受ける。

固有背筋(脊髄神経後枝の支配)のほかに、体幹腹外側筋(脊髄神経前枝の支配)に属するものも含まれる。横突間筋のうち固有背筋に属するものは頚部、腰部、胸部の上下端部にある:頚後横突間筋の内側部(後結節の間)、胸横突間筋、腰内側横突間筋(乳頭突起や副突起の間)。体幹腹外側筋に属するものは頚部と腰部にある:頚後横突間筋の外側部(後結節の間)、頚前横突間筋(前結節の間で脊髄神経前枝の前)、腰外側横突間筋(肋骨突起の間にあってかなり発達する)

頸前横突間筋

頸後横突間筋

 

筋肉データ

項目 内容
神経 神経支配:①頚後・腰内側:脊髄神経の後枝②頚前・腰外側:脊髄神経の前枝
起始 ①頚前:第2-7頚椎の隣接する横突起の前結節間を結ぶ、②頚後:第2-7頚椎の隣接する横突起の後結節間を結ぶ③腰内側:すべての隣接する腰椎の上位の副突起と下位の乳様突起を結ぶ④腰外側:すべての腰椎の隣接する肋骨突起間を結ぶ
停止 1つ上位の椎骨の棘突起に停止する
作用 ①両側:頚椎・腰椎の安定化、伸展②片側:頚椎・腰椎を同側に側屈

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