胸最長筋の概要
最長筋群の下部に位置する脊柱起立筋で最大の筋であり、骨盤から起始し外側の筋線維は主に肋骨に内側は胸椎と腰椎に停止する。胸椎と腰椎の伸展作用を持つ。
胸最長筋を含む最長筋群は牛肉のサーロインにあたる部分である。
筋肉データ
項目 | 内容 | ||||
神経 | 神経支配:脊髄神経の後枝(C2~または1~L5) | ||||
起始 | 仙骨、腰椎の棘突起、下位腰椎の横突起 | ||||
停止 | ①内側:腰椎の副突起、胸椎の横突起②外側:腰椎の肋骨突起、肋骨、胸腰筋膜の深葉 | ||||
作用 | 胸椎、腰椎の伸展・側屈(同側) | ||||
筋体積 | 146㎤ | ||||
筋線維長 | 9.1cm | ||||
速筋:遅筋(%) | 60.0:40.0 | ||||
PCSA | 16.1㎠ |