頭板状筋の概要
頸部の後面にある比較的大きな筋。僧帽筋の筋腹の内側を走行し、筋腹に触れることもできる。主に頸部伸展の作用をもつが、片側だけ働いた場合は同側回旋の作用もある。
筋肉データ
項目 | 内容 | ||||
神経 | 神経支配:脊髄神経の後枝(C1~5) | ||||
起始 | 第4頸椎~第3胸椎の棘突起、項靱帯 | ||||
停止 | 側頭骨の乳様突起、後頭骨の上項線の外側部 | ||||
作用 | 頸部の伸展、回旋(同側)・側屈(同側) | ||||
筋体積 | 27.1㎤ | ||||
筋線維長 | 10.8cm | ||||
速筋:遅筋(%) | 75.0:25.0 | ||||
PCSA | 2.5㎠ |