肋下筋の概要
肋下筋は胸部の筋肉のうち、胸壁肋間隙にある胸壁筋のうちの一つ。内肋間筋に連続して存在し、内肋間筋の下層に存在する。呼吸運動の作用がある。内肋間筋から分かれた筋。
肋下筋が完全に欠けていることもあり,また多くの例ではたがいに結合して1つの長い筋条となり,これが第3肋骨から第12肋骨にまでも達している
肋下筋は、内肋間筋とほぼ同じ働きをしていおり、内肋間筋が上位肋骨間にも存在しているのに対し肋下筋は、上位の欠如が見られる。
また、内肋間筋は隣り合う肋骨間に張り付いているが、肋下筋は1つ飛び越えた肋骨に付着している。
筋肉データ
項目 | 内容 | ||||
神経 | 神経支配:肋間神経(T1~12) | ||||
起始 | 胸壁の内面で肋骨上縁 | ||||
停止 | 起始から1つか2つ上位の肋骨の下縁 | ||||
作用 | 肋骨を引き下げる |