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ダイエットについて知ろう①

ダイエットってどういう意味なんでしょうか?

ダイエットとは、「ヒトや動物が普段から習慣的に食べている食べ物」という食べ物自体の意味や、『痩せたい』『体重を減らしたい』という目的や、医学上の理由に基づき、食事の内容を制限する「食事療法」を意味する言葉です。

その意味は「生き方」「生活習慣」「食事療法」を意味するギリシア語「δίαιτα」(ディーエター)が起源と言われています。

つまり元々の意味は食事に関する生活習慣という意味だったんですね。

現在では『痩せる』という意味でしか使っていませんが。本来は『バランスの取れた食事』を意味します。

英語での意味を詳しく知りたい方は英語辞典に大量に意味がありますので読んでみるといいかもしれませんね。

少しだけ英語辞典の訳を紹介しておきます。

「食べ物を食べる」

「あらかじめ定められた規則に従って飲食する」

「ヒトに食べ物を摂取させる」

「毎日規則的に食べるもの」

「習慣的な栄養の摂取」

「ある特別な理由に基づいてヒトや動物に処方する食べ物」

「体重を減らす目的で実施する食事療法」

「繰り返し提供されたり体験したりするもの」

「a poor diet」=「劣悪、粗末、質の低い、栄養がほとんどない食べ物および食事」

 

このようにダイエットの語義には運動という意味合いがほぼなく食事や生活習慣などという意味になっています。

 

ダイエットに必要なものは何?

基本的には運動と食事の2本柱です。

ただしここで一番大切なの何でしょうか?

そうです、食事ですね。

最初の意味にあったようにダイエットの意味は現代では痩せるという意味ですが一番大切なのは食事療法です。

運動を頑張っても食事改善を頑張っても効果が薄い場合や、てきめんに効果が出る場合があるので、人により様々なダイエット法が試行されその効果は人によってマチマチですね。

まずは、痩せるという定義を簡単に決めましょう。

『脂肪の量を減らす』ことが痩せるの定義でいいでしょう。

体重減少であると、骨量や筋量などの減少でも体重は落ちてしまうので脂肪の減少を痩せるの定義とします。

つまりは、脂肪を構成する量が減れば良いわけですね。

脂肪は何故増えてしますのでしょうか?

それは単純に過剰に摂取したエネルギーが脂肪として蓄積されているわけですね。

エネルギーはカロリーで表されるので、三大栄養素である脂肪・タンパク質・炭水化物(糖)の余剰分が脂肪に置換されていくわけです。

それではどの栄養素でも少なくすれば痩せれるんでしょうか?

そうは甘くありません。

2000㎉のエネルギーを摂取したとして、

糖2000㎉、脂肪0㎉、タンパク0㎉

糖0㎉、脂肪2000㎉、タンパク0㎉

糖0㎉。脂肪0㎉、タンパク2000㎉

計算上はカロリーだけで見た場合、どのパターンでも体重は一緒になるはずですが、実際の体重は異なります。

この中では1番太るのが糖で次が脂肪、最後にタンパクです。

じゃあなんで同じカロリーなのに太り方が違うのでしょうか?

それは前述したエネルギーを脂肪に置換するという部分です。

この脂肪に置換している部分に一番影響しているのは同化(細胞量の増加)を促している存在であるインスリンです。

インスリンは膵臓から分泌されるホルモンですが血糖値を下げる働きで有名ですよね。

このインスリンの働きは腸から吸収した血中のグルコースという糖をグリコーゲンという形の糖に変換し脂肪や筋肉に送り込む働きをします。

そのため血中の糖が減少し血糖値を下げる働きとなるのです。

つまりは筋肉を鍛えるにも、脂肪を増やすにもインスリンの同化作用が強く働いているという事です。

インスリンは脂肪や筋肉を発達させるための糖やタンパク質の運び屋(トランスポーター)なんです。

 

逆に言えばインスリンが少なければ脂肪を増やすための運び屋がいないので太ることはありません。

吸収しないのであれば摂取した過剰なカロリーも排泄されてしまうので痩せていくというわけですね。

こういう方法によるダイエットを低インスリンダイエットやケトジェ二ックダイエットと言います。

 

ケトーシスの状態とは糖質が少ない状態のときに脂肪を分解しケトン体という糖の代わりのものを産生するためケトジェニックダイエットという名前でも呼ぶようになりました。

つまりはダイエットに必要なものの一つに低糖質があります。

ただし、ダイエットはいつまでも継続し続けなければいけないので低糖質の習慣というのは難しいものです。

短期的な目標には低糖質ダイエットは有効ですが、付き合いや家族との食事によりいつまでも継続するのは難しいと思います。

 

次回はもう少し別のダイエットのお話をしたいと思います。

シリーズで書くので続きも読んでくれると嬉しいです。

 

 

 

 

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