水治療法 物理療法

圧注法(水治療)

圧注法

圧注法は水、湯、蒸気などでこれに圧力を加えて皮膚表面にかけ治療に用いる方法である。ノズルから出る水量をはじめ水温も変えることができ、温冷の交代浴が可能である。また蒸気のみの圧注も施行できる。圧注施行中の水温はメーターによって示されるが、これが必ずしも実際の水温とは一致せず、とくに蒸気圧注の圧は使用開始直後は一定しないことが多く圧の安定を待って患者に当てることが大切である。

また施行者の手で温度を確認することを習慣化しておく必要がある。圧力は1.3〜2.3kg/cm2で皮膚表面にかけるが、適応は肩、腰背部痛、膝痛が多い。ノズルをゆっくり上下、回旋することによって治療を行う。

ノズル尖端と患者の局所距離間は1.5〜2.0m程度がよい。水圧による温熱は深達性もあるので38〜45°Cまでとし1回の治療時間は15分程度とする。

交代浴としての圧注は温水1〜3分、水温は38〜47C,冷水は温水の1/4〜1/6の時間で配分し、13〜22Cの水温で治療を行う。交代圧注は刺激も強く末梢循環の改善には効果的であるが、心・腎に対する負担も大きいので高齢者には避けたほうがよい。

圧注浴装置は高価であり、またそのための部屋も必要だがシャワーによる圧注も可能であるシャワーのノズルを回転させることで水の出方が変わるノズルがあるので、ノズル部の交換だけで圧注法同様の効果が得られる。

圧注法というと凄く難しくイメージが沸きますがシャワーや水蒸気を当てる治療になります。水蒸気をあてることはやったことが無いのですが圧注は動水圧という水が動くことによって起きる水圧がかかるので皮膚に対するマッサージ効果が期待できます。皮膚に圧力かかると毛細血管に対するマッサージ効果がありますので他の水治療の様な静水圧同様に血管ポンプを期待できます。

血管のポンプには発痛物質を拡散することで慢性痛を治療することも出来ますし露出部分を作れば簡易的に治療が出来ます。

特に疼痛部位が末梢であるならばハバードタンクやバブルバス以上に使いやすいです。

シャワーを使うことで交代浴も行いやすいのでより治療効果が期待できます。

水治療は関節可動域訓練の前処置や慢性疼痛の治療にも使いやすいのでコストを考慮する必要がありますが積極的に使用することが望ましいと思います。

この圧注法は特にコスト面でも優しいと思います。部分浴はまだしも全身浴の時間的・金銭的コストは大きいので非常に有効な治療手段と言えると思います。

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